国税庁のページより届出書用紙をダウンロード
1.個人事業の開業・廃業届け(PDFフォーム) 〜 紙っぺら1枚です
2.
所得税の青色申告承認申請書(PDFフォーム) 〜 こちらも紙っぺら1枚です
フォームに下記の例に倣って記載
1.個人事業の開業・廃業届け(記入例)

2.所得税の青色申告承認申請書(記入例)

(記入例のポイント)
時間のない人は、上記の記載例をそのまま写せば大丈夫ですが、なぜ、そのように記載するのか軽く解説します。
1 → 「最寄りの税務署」、「提出日」等
2 → 「自宅の住所」、「電話番号」
3 → 「氏名」、「生年月日」
4 → 「職業名」
サッカー審判をやるほとんど方は、ボランティア、副業と思いますので、本業の職業を書きます。
例:会社員
5 → 「屋号」
会社名、商店名に相当しますが、サッカー審判の場合、フリーランス的に本名で活動されると思います。ので、氏名と同じにしておくと何かと好都合です。
6 → 「届け出の区分」
「開業」をマルで囲います
7 → 「開業に伴う届出書の提出の有無」の内、
「青色申告承認申請書」:「有」にマル
「消費税に関する「課税事業者選択届出書」」:「無」にマル
8 → 「事業の概要」
サッカー審判員としての活動として、「サッカー審判員謝金等収入」と申告の対象を書くます。
9 → 「開業日」
届出書提出から1ヶ月以内の日を記載します。例えば、3月15日に間に合わせて出す場合、3月1日とか書きます。
10→ 「事務所」
サッカー審判の本拠となる場所なので、審判着、審判用具を保管してある場所、帳簿を保管してある場所として「事務所兼自宅」として申請します。
11→ 「所得の種類」
「事業所得」をマルで囲みます
12→ 「相続による事業承継の有無」
「無」をマルで囲みます
13→ 「簿記方式」
「複式簿記」を選択します。これで、65万円まで控除となります。
自信がないかもしれませんが、青色申告のためには必須です。
14→ 「備付帳簿名」
ここが一番難しいところですが、下記にマルをつけてみます。ここでの申請は「これらの帳簿を作るつもり」というような申請程度です。厳密さは問われません。
・仕訳帳:
複式簿記の基本になる帳簿であり絶対作る必要があります。
・総勘定元表:
(仕訳帳を作ると会計ソフトで自動的に作成)
〜最低限必要な帳簿です。
・出金伝票: 領収書のない資金の出金時に作成(いろいろと便利)
・入金伝票: 資金の入金時に作成(審判の謝金の入金に必要)
・固定資産台帳:
資産(10万円以上のモノ)などないと思いますので当面は作らなくてもOKです。
そのうち、パソコンなど経費で落とすために登録したくなるかもしれませんから一応作成する方向で選択しておきましょう。
・現金出納帳:
ややこしくなるので、当面は現金は扱わない(=現金出納帳もいらない)ことをおすすめしてます。が、現金が発生したら会計ソフトが自動的に作って総勘定元表の1つとして作ってくれることとなります。
・預金出納帳:
面倒なので、当面は預金通帳を作らない(=預金出納帳もいらない)ことをおすすめしてます。が、事業としての預金通帳を使うようになったら会計ソフトが自動的に総勘定元表の1つとして作ってくれることとなります。